里山には多くの宝物があります。

しかし過疎と高齢化が進み
荒れた里山は藪に覆われ
収穫されないまま
落ち腐っていきます。

私たち【みね里山の恵】は
それらを活用し集落を元気にし
そして心和む日本の原風景
美しい里山を復元できればと
思っています。

紅筍梅販売

素材はすべて国内産です。
タケノコ 山口県美祢市産
梅    山口県美祢市産
赤紫蘇  山口県美祢市産
塩    瀬戸内海産

製造方法は昔ながらの塩のみを
使った酸っぱい梅干しです。

梅干には梅のほくろと呼ばれる
斑点があるものがあります。
これは自然に出来るものですが
農薬を使って殺菌すれば
きれいな梅の実にできます。
しかし、保存料、着色料ですら
使わない製法に拘っている私たちは
農薬を使ってきれいな梅の実を
つくるより無農薬の梅の実を使うことを
選びました。

斑点のある梅は、食用はもちろん
味にもまったく問題がありませんので
安心してお召し上がりください。

タケノコは賽の目に切ってサラダに入れたりと
色々アレンジ出来ますが、私が一番好きな食べ方は
炊き立てのご飯で作るおむすびです。

※着色料保存料・農薬は一切使っていません。

ご注文と異なる商品が届いた場合
又は商品に欠陥がある場合を除き
返品には応じられないことをご了承ください。
商品到着から5日以内にご連絡の上
着払いでご返送ください。

紅筍梅 タケノコ梅干し漬け

「むかしのぉ、季節外れの暑い日の事じゃ、我が家の下をお殿様の行列が通りかかった時にのぉ」 そう事あるごとに明治生まれの祖母が話してくれた我が家に伝わる口伝。その口伝の中に出てくるタケノコ梅干し漬を子供の頃は良く食べていましたが、気が付けばこの味が途絶え30年以上経っていました。

※物語は下の動画【忠淳義士清太郎物語】からご覧ください。

幕末の志士も愛したと言われる、タケノコ梅干し漬けを復活するために、私たちはまず、実家の荒れた里山の竹林や2メートル以上に伸びたセイタカアワダチソウと葛の弦に埋め尽くされた耕作放棄地の整備を始めました。8年前の2014年の事です。

※詳細は上部メニューの里山活動記をご覧ください。

同時にタケノコ梅干し漬けも作り始めましたが、最後に作っていた母にはもう聞けず、私たちの記憶を辿って再現。
満足いく物になるまで7年かかり完成し、そして8年目となる今年、やっと販売出来る事となりました。

※詳細は上部メニューの紅筍梅をご覧ください。

祖母や母が作っていた物を、できるだけ再現したので、お店で売っている様に形などはきれいに揃えてはいません。タケノコは厚みや大きさがそれぞれ違いますし、梅も同様で南高梅をはじめ豊後や白加賀、また鶯宿(おうしゅく)いう古来種だと思うのですが、祖母が嫁に来た大正時代の半ばに結婚記念樹として植えた100年古木の梅の実も入っています。ですので大きさや形などまちまちですが、これが我が家に伝わるタケノコの梅干し漬けと、ご了承いただければ有難く思います。